九谷陶芸村
九谷陶芸村に行って、お勉強した。
九谷陶芸村は25年前に開設され、九谷焼に関する県や市の施設、お店が集積している。歩いて散策できる範囲の敷地にうまくつくってあって感心した。
ただ問題は集客に結びついていないということなのだった。今回は初めての訪問だったので、全体の把握を心がけることにした。
最初は能美市立九谷焼資料館。天皇が皇太子の時代におみえになったことがある施設だ。九谷焼は現在の金沢市から加賀市まで時代によって窯が移り、様式が変わっていく。この資料館ではその変遷がわかるようになっている。
今日はざっと観ることしたけど、九谷庄三(くたにしょうざ)展、栃木の鶏声磯ヶ谷コレクションを展観した明治金襴香炉展は時間をかけて観た。
香炉は自分の生活様式には縁がないものだけど、すごいなあと思う。こういうものを使った生活が世の中に存在したんだな。
ひとしきり観て、のどが渇いたので自販機でジュースを買って休憩。受付で資料を発見。立替払いは事務の人に嫌がられるので、またにする。
九谷焼資料館を出ると、目の前に写真のような通りがあり、左右にお店が並んでいる。
通りの正面いちばん奥に見えるのが県の技術研修所。通りの右手のいちばん奥に九谷焼技術者自立支援工房、通りを挟んで向かいの左手奥に九谷焼陶芸館がある。
つぎは、興味があったので県立の九谷焼技術者自立支援工房のギャラリーを見学。受付でいろいろお話を聞く。この施設は隣接する県立の九谷焼技術研修所の卒業生らが使うようだ。つまり、作家のインキュベーション施設だな。今日は責任者の方が不在とかでまた来訪することにする。
技術研修所は日曜でお休みだったので、つぎは能美市立九谷焼陶芸館に行った。中に入ってパンフなど物色していると係の人が出てきて、いろいろと案内をして説明してくれた。ありがたいことである。
この施設は絵付けと作陶を体験できるようになっている。時間はかなりフレキシブルなようだ。作陶は2時間くらいなので、15時までに受付に行けば充分楽しめると思う。今度やってみようかな。


写真は九谷焼陶芸館の裏手にある登り窯。
普段はガス窯を使うそうだけど、今度の11月2日(金)~4日(日)の九谷陶芸村まつりでは火を入れるそうだ。
みなさんも九谷陶芸村まつりにお出でください。
つぎはお店を回って、品揃えを見る。何をどのように売っているのか知らないと話が進まない。
組合の理事長のお店で湯飲みを買ったら、割引でかなり安くて恐縮した。もっと高いものを買えばよかったけど、これがほしいというものがなかった。理事長、すんません。
下世話な話だけど、高価な美術品だと数百万円の値のものがある。すごいなあ。よいものをたくさん見て、勉強して、もっと目を鍛えないと駄目だな。
日曜日なのにお客さんが少なくて、もっと集客策をとる必要があるように感じた。商業集積しているのにお客さんが来ないのでは話にならない。
さらに、能美市立浅蔵五十吉美術館に行こうとしたら時間切れ。仕方がない。また来よう。
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コメント
私の妹は九谷焼技術研修所に三年間通い、その後、某作家先生の下、絵付けの仕事をしてました。去年暮れに出産のため辞めちゃったんですけどね。ウチはコテコテの金沢人です。
石川生活エンジョイしてますね〜。
投稿: chie | 2007年9月12日 (水) 15:13
chieさん、こんにちは。
そうですか、いろいろ話を聞いてみたいですね。
昨日は資料館と技術研修所の前の自立支援工房に寄って、話をしてきました。
絵付けの職人さんも随分減ったようですね。
じっさい売上げが激減してますし、しわ寄せは下請けに行きますね。
でも、仕事の出し手だった問屋さんも企画能力がなければ早晩淘汰されるのではないかと思います。
今日は川北の加藤和紙さんに修了証に使う雁皮紙の相談に行ってきました。もう80歳近いのに、ずいぶん元気なお婆ちゃんでしたよ。
投稿: Catalyst | 2007年9月12日 (水) 16:11