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2016年7月14日 (木)

東京大神宮

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とうきょうだいじんぐう。東京都千代田区富士見にある。

歴史的経緯から社格はない。

「東京のお伊勢さま」と称される。

神前結婚式を考案した神社であり、縁結びの神様として人気が高く、女性の参拝客が多い。

ご祭神は、天照皇大神・豊受大神を主祭神とし、造化三神の天之御中主神・高御産巣日神・神御産巣日神および倭比売命を相殿に祀る。

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当社の起源は、明治5年(1872)に開設された神宮司庁東京出張所(伊勢神宮の事務機関である神宮司庁と東京の教部省との連絡のための出張所)および翌年その構内に開設された東京神宮教会(伊勢神宮の教導機関である神宮教院の東京支部)の両所にあった神殿を継承して、明治13年(1880)4月17日、有楽町の大隈重信邸跡に落成した皇大神宮遙拝殿である。

これは、当時の明治政府が目指していた祭政一致・大教宣布の一環として設置されたものであった。

明治15年(1882)1月、明治政府の方針転換により神社と宗教活動を分離することとなり、伊勢神宮でも神宮司庁と神宮教院を分離することとなった。

そのため、皇大神宮遙拝殿は神宮教院に属することとなり、同年5月、神宮教院が神道神宮派に改称する際に、当社も大神宮祠と改称した。一般には所在地名から日比谷大神宮と呼ばれていた。

明治32年(1899)神道神宮派が解散して新たに神宮奉斎会が作られ、当社は神宮奉斎会本院と改称し、神宮奉斎会の本部機関となった。神宮教院の大本部は三重県宇治山田市(現 伊勢市)に置かれていた。

大正12年(1923)、関東大震災で社殿を焼失し、昭和3年(1928)、現在地に再建・遷座して、以降は飯田橋大神宮と呼ばれるようになった。

上述のように、第二次大戦以前は神社という形ではなかったので、社格の指定がなく、氏子地域も存在しない(当社所在地は築土神社の氏子地域にあたる)。

第二次世界大戦後の昭和21年(1946)4月、宗教法人東京大神宮として再発足した。

神前結婚式について

神宮奉斎会時代に教化事業として神前結婚式の創設と普及活動を行った。

明治33年(1900)5月10日、明治天皇第三皇子の明宮嘉仁親王(後の大正天皇)と九條公爵家令嬢の九條節子(後の貞明皇后)との御結婚の儀が宮中三殿に於いて執り行われた。

神宮奉斎会国礼修業部は嘉仁親王と節子妃の結婚の儀を基本にして神前結婚の儀式を創設し、翌明治34年(1901)3月3日、当社において模擬結婚式を開催した。

その後改良を加えた神前結婚式のスタイルが奉斎会各県本部・各支部によって全国に広められ、定着していった。

現在「神前式」として行われている結婚式は、神宮奉斎会が創設したものが基になっている。

なお、現在同神社での神前結婚式及び披露宴については、松屋の関連会社であるアターブル松屋が運営しており、「東京大神宮マツヤサロン」の名称を用いている。

模擬結婚式の模様(明治34年3月3日)

此の日来賓は細川男爵、宮地掌典、下田歌子、三島通良の諸氏を始め華族女学校生徒百余名、百花燎乱の装い両側の席定まるや、礼法師範の田島秀子女史は媒酌人の立場で入り来り、下座にて一礼し、足並正しく、正面伊弉諾・伊弉冉尊の軸、供された神酒、神饌の前に跪き一礼の後、銚子等を改め座に退くや、聟に擬された某は、聟附媒酌人を従え、新婦某は嫁附媒酌人を従え、静々と両側から歩を運ぶ。先ず床間の前に跪き、神を拝して各々定めの席に着く。床の方から左の方は夫の席、右方は新婦である。媒酌人はそれぞれ其の下手に座す。 次に、酌人某2人、いずれも芳紀15・6才ばかりなるが、婦媚なる花顔に髪を下髪となし、白衣を纏い、海老茶の袴を穿ち、肩には薫色燎爛たる綾を掛け、次の間から歩み来る。これは伊勢大神宮にて用いる明衣の制に依りたるもので、男ならば、素袍、女なれば五衣を折りて肩にかけたるに象りたるものと謂わる。 かくて、酌者両嬢は床の前に跪き、1人は口〆を紙の上に載せ、之を新夫の前に置く。1人は其の助手である。新婦の時も亦同じ。次に此の三宝を床の上に返し、更に土器を重ねたる三宝を新夫の前に置く。酌人又起て、酒器を執り、新夫土器を執って三度これを受く。これより新婦の前に三宝を置く。酌人新婦に土器を捧ぐ。新婦三度これを受けて後、其の土器を下に移し、第2、第3の土器にて、新夫から新婦に及ぶ。其の度数作法前に同じ。これ即ち三々九度の様なるが、これが済めば、酌人酒器を下座に移し、新夫の前にある三宝を捧げて床の上に置き、次に酒器を置き、退きて次の間に下る。 かくて媒人は礼の畢るを告げ、新夫婦各起ちて床の前に跪き、神を拝して起ち別室に入る。(雑誌祖国 明治34年3月15日号)

※以上、文章はWikipedia、公式ホームページを抜粋・編集

 

二度目の参拝になった。JR飯田橋駅から至近距離に立地し、お参りしやすい神社である。いつ訪れても女性の参拝客が多い。時節柄蒸し暑い日であったが、境内の休憩所などにミスト噴霧器が設置され、参拝客が涼を取れる配慮がなされていた。ありがとうございます。

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