« 靖國神社 | トップページ | 於岩稲荷田宮神社(新宿区) »

2016年5月12日 (木)

三峯神社

160512_1342_2

みつみねじんじゃ。埼玉県秩父市三峰にある。

旧県社。現在は神社本庁の別表神社。

秩父神社寳登山神社とともに秩父三社の一社。

三ツ鳥居がある。狼を守護神とし、狛犬ではなく神社各所に狼の像が置かれている。

160512_1354_2

ご祭神は、主祭神として、伊弉諾尊、伊弉册尊を祀り、

天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、神産巣日神(かみむすひのかみ)の造化三神と天照大神を配祀する。

160512_1359_2

創建は、社伝によれば、景行天皇の時、日本武尊が東征中、碓氷峠に向かう途中に現在の三峯神社のある山に登り、伊弉諾尊・伊弉册尊の国造りを偲んで創建したという。

景行天皇の東国巡行の際、天皇は社地を囲む白岩山・妙法山・雲取山の三山を賞でて「三峯宮」の社号を授けたと伝える。

伊豆国に流罪になった役小角が三峰山で修業をし、空海が観音像を安置したと縁起には伝えられる。

160512_1402

三峰の地名と熊野の地名の類似より、三峰の開山に熊野修験が深くかかわっていることがうかがえる。

熊野には「大雲取・小雲取」があり、三峰山では中心の山を「雲取山」と呼んでいる。

中世以降、日光系の修験道場となって、関東各地の武将の崇敬を受けた。

160512_1416

養和元年(1182)に、秩父を治めていた畠山重忠が願文を収めたところ霊験があったとして、建久6年(1195)に、東は薄郷(現・小鹿野町両神付近)から西は甲斐と隔てる山までの土地を寄進して守護不入の地として以来、東国武士の信仰を集めて大いに栄えた。

しかし、正平7年(1352)、足利氏を討つために挙兵し敗れた新田義興・義宗らが当山に身を潜めたことより、足利氏により社領が奪われて衰退した。

文亀年間(1501-1504)に修験者の月観道満がこの廃寺を知り、30数年勧説を続けて天文2年(1533)に堂舍を再興させ、山主の龍栄が京都の聖護院に窮状を訴えて「大権現」を賜った。

以後は聖護院派天台修験の関東総本山とされて隆盛した。本堂を「観音院高雲寺」と称し、「三峯大権現」と呼ばれた。

以来、歴代の山主は花山院家の養子となり、寺の僧正になるのを常例としたため、花山院家の紋所の「菖蒲菱(あやめびし)」を寺の定紋とした。

江戸時代には、秩父の山中に棲息する狼を、猪などから農作物を守る眷族・神使とし「お犬さま」として崇めるようになった。

さらに、この狼が盗戝や災難から守る神と解釈されるようになり、当社から狼の護符を受けること(御眷属信仰)が流行った。

修験者たちが当社の神得を説いて回り、当社に参詣するための講(三峯講)が関東・東北等を中心として信州など各地に組織された。

伊奈忠福の代に、土地山林を寺に寄進し、広く村人に信仰を勧め栄えた。

※伊奈氏はもともと関東郡代の一族だったが家督争いから一旦名跡取り上げとなり、その後秩父郡の小普請となった。

160512_1417_2

明治の神仏分離令により寺院を廃して「三峯神社」に改称した。

明治16年(1883)に近代社格制度において県社に列した。

明治中期には、社務所に600人を泊められる施設があり、客のための料理や酒も自家製で賄っていたという。

大正末期に秩父宮が参拝したことをきっかけに信徒が全国的に増え、講社数が増大した。

昭和14年(1939)には、麓から参道に沿って三峰ロープウェイが山頂まで敷設されたが、平成19年(2007)に廃止された。

平成16年(2004)に社殿を修復した。

※以上、文章はWikipedia、由緒書き等を抜粋・編集

 

160512_1345_2

三ツ鳥居を通り、整備された参道を進む。右側の石碑は植栽事業などの記念碑で、古くから人々の崇敬が厚く、寄進があったことがわかる。

160512_1352_2

参道の突き当たりに日本武尊の銅像が設置された高台がある。

160512_1353_2

日本武尊。

160512_1346_2

参道の突き当たりの右側は奥宮遥拝殿への石段がある。

160512_1349_2

遥拝殿正面の眺望。

160512_1351_2

その左側の眺望。

160512_1354_3

参道の突き当たりの左方向、遥拝殿に上がる石段の対面に参道は続いていて、楼門がある。

160512_1356_2

楼門を抜けると下がり参道になっていて、両脇に石灯籠が続く。

ここをしばらく進むと上に載せた写真の境内に上がる石段下に到着する。

 

拝殿・本殿の右に境内摂末社がある。左から

160512_1411

祖霊社

160512_1413

國常立神社

160512_1414

日本武神社

 

先月参拝した寳登山神社、秩父神社に引き続き、お参りできた。無事、秩父三社への参拝を終えられた。

ツツジの名所で、鮮やかな色のツツジが各所に咲き、彩りを与えていた。秋の紅葉の素晴らしさも容易に想像された。

|

« 靖國神社 | トップページ | 於岩稲荷田宮神社(新宿区) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37949/63618920

この記事へのトラックバック一覧です: 三峯神社:

« 靖國神社 | トップページ | 於岩稲荷田宮神社(新宿区) »