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2016年3月13日 (日)

加紫久利神社

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かしくりじんじゃ。鹿児島県出水市下鯖町にある。

式内社。薩摩国二宮。

ご祭神は、天照大神、多紀理毘売命

※加紫久利神社社伝によると天照大神の娘とされる。

住吉三神、 応神天皇 神功皇后 また、摂末社として稲荷神が祭られている。

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創始年は不明。仁寿元年(851)に官社に列し、貞観2年(860)3月に従五位下から従五位上に昇った。

『延喜式神名帳』では枚聞神社と共に名前が見え、薩摩国の神社として記載のあるただ二つのうちの一つであった。

そのため後世「薩摩二ノ宮」とも言われている(薩摩国は鎌倉時代以後、一宮が2社存在し二宮不詳)。

歴史のある神社であることから、その後この地の支配者となった島津氏の尊崇も厚かった。

明治10年(1877)の西南戦争により全焼し、社殿はおろか歴代伝えた宝物すら失った。

同13年(1880)に社殿は再興されたものの、その後の新田開発などで境内を大きく浸食され、戦後には社殿崩壊の危機にまで瀕したという。

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現在の社殿は地元有志の寄付により昭和36年(1961)に再建され、平成元年(1989)に改築されたものである。

社地の森は火災や台風、虫の害などで、何度も消失した。現在は「二千年の杜」と名付け、二千年続くように、明治神宮を参考に植生の多様化を進めるとご神職は仰っていた。

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